オーストラリアのモリソン首相は4日、「ウクライナで今起きていることがインド太平洋地域で起きることをわれわれは許さない」と述べ、海洋進出の動きを強める中国を牽制した。日米豪印の首脳が4カ国の協力枠組み「クアッド」で日本時間3日深夜に開いたテレビ会議後に声明を出した。
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オーストラリアに対する中国の圧力強化を念頭に「規模の小さな国が強大な国家におびえながら暮らす必要のない、自由で開かれたインド太平洋地域」を目指すと強調した。
モリソン氏は1日、自身が新型コロナウイルスに感染したと公表。シドニーの自宅で隔離しながら執務するとしていた。(共同)