岸田文雄首相は4日の参院本会議で、ロシアによるウクライナ侵攻に関し、「中国に対しても関係国と連携し、責任ある行動を呼びかけていく」と述べた。日本を含む先進7カ国(G7)などはロシアに対し厳しい経済制裁を科しているが、中国は距離を置いている。
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首相はまた、ロシアの軍事行動を「侵略」と表現したことについて「定義が明確になっているわけではない」としたうえで、G7各国など多くの国が「侵略」と表現していることなどを説明。「今般のロシアの行動は武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反であって、『侵略』に当たると考えている」と語った。