週明け7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。前週末終値からの下げ幅は一時900円を超え、節目の2万5000円割れ目前まで値下がりし、約1年4カ月ぶりの安値を付けた。ウクライナ危機で米国がロシア産石油の輸入禁止措置を欧州各国と検討していると伝わり、原油価格の大幅上昇による景気悪化への懸念が広がった。
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ウクライナに軍事侵攻したロシアへの制裁強化の動きを受け、米原油先物は6日夜の時間外取引で急騰し、米国産標準油種(WTI)の指標価格が一時1バレル=130ドルを超え、約13年7カ月ぶりの高値水準となった。
午前終値は前週末終値比819円24銭安の2万5166円23銭。東証株価指数(TOPIX)は53・16ポイント安の1791・78。