ANAホールディングスは8日、グループの国際線事業で検討していた新ブランドを「AirJapan(エアージャパン)」に決めたと発表した。具体的な路線は調整中だが、令和5年度下期から成田空港とアジア・オセアニア方面との間で運航する方針。
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運賃の水準は格安航空会社(LCC)と同等とするが、傘下の全日本空輸でアジア路線のサービスを担う客室乗務員を配置したり、座席の間隔を広く取ったりして、サービスの水準は全日空に近づける。機材はボーイング787を使用する。
ANAとしては全日空、関西空港を拠点とするLCCピーチ・アビエーションに次ぐ第3のブランドとなる。
東京都内で記者会見したエアージャパンの峯口秀喜社長は「全日空のコスト構造では利益が出にくい路線も運航できる」と話した。