ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、群馬県の山本一太知事は8日、ウクライナからの避難者受け入れに全面協力すると表明した。今後、避難者が来県した場合、宿泊施設提供などの人道支援を行う。
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政府はウクライナから第三国に逃れた避難者の受け入れを進める方針を打ち出している。山本知事はこれを受け温泉旅館を一時滞在先として提供するほか、県営住宅を活用する考えも示した。ただ、受け入れ規模は現状で見通しが立っていないとした。
9日には県庁1階に募金箱を設置し、支援金とすることも明らかにした。
山本知事は同日の臨時会見で「ロシアの暴挙を最も強い言葉で非難する。自由と民主主義を守るため最前線で抵抗しているウクライナの人々に連帯の気持ちを表明したい」と語った。
一方、県議会は8日、「ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議」を全会一致で可決した。