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仮置き場から中間貯蔵施設へ 今年度末搬入完了見通し 福島の除染廃棄物

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から間もなく11年。福島県大熊町の高台に立つと、原発を取り囲む広大なエリアで埋め立て工事が進んでいた。原発事故後、福島県内で除染により発生した廃棄物(除染廃棄物)を集中的に管理・保管する中間貯蔵施設だ。東京ドーム約11個分にあたる膨大な量の除去土壌などの搬入が、今年度末までにほぼ完了する見込みになった現場を見た。

大熊3工区と呼ばれる土壌貯蔵施設。2月までに90万立方メートルを超える土壌が運び込まれた=福島県大熊町(芹沢伸生撮影)
大熊3工区と呼ばれる土壌貯蔵施設。2月までに90万立方メートルを超える土壌が運び込まれた=福島県大熊町(芹沢伸生撮影)

広さ約1600ヘクタール

中間貯蔵施設は福島第1原発と同様、大熊、双葉両町にまたがって造られており広さ約1600ヘクタール。県内の除染作業で地面を削るなどして発生した除去土壌などが、各地の仮置き場からここに集められている。

搬入開始は平成27年3月。それ以来、前面に「除去土壌等運搬車」と掲げ、黒いフレコンバッグを積んだダンプカーが、県内各地を走り続けている。

ダンプカーで運ばれたフレコンバッグは受入・分別施設でベルトコンベヤーに移され分別設備に送られる=福島県大熊町(芹沢伸生撮影)
ダンプカーで運ばれたフレコンバッグは受入・分別施設でベルトコンベヤーに移され分別設備に送られる=福島県大熊町(芹沢伸生撮影)

中間貯蔵施設に搬入予定の除染廃棄物は、帰還困難区域のものを除き約1400万立方メートル。このうち、今年1月末までに約1261万立方メートルの搬入が終わり、環境省は「今年度末までにおおむね輸送が完了する見込み」(福島地方環境事務所)としている。搬入が始まる前、県内には1300を超える仮置き場があったという。


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