岸信夫防衛相は9日、ロシアから侵攻を受けたウクライナのコルスンスキー駐日大使と防衛省で面会した。コルスンスキー氏は、日本政府が8日に防弾チョッキなどの装備品提供を決定し、輸送を開始したことについて「日本からの支援は非常に有意義なもの」と述べ、謝意を表した。
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岸氏は面会で「今こそ国際秩序の根幹を守り抜くために国際社会が結束して毅然(きぜん)と行動しなければならない」と語った。これに対し、コルスンスキー氏は「ウクライナ人にとって、この困難な時期に全世界から支援されていることを知るのが一番重要だ。日本は好かれている国で、日本からの支援には非常に多くの反響があった」と述べた。
面会後、コルスンスキー氏は記者団に「ロシア軍は兵を追加してキエフへの攻撃を予定しており、さまざまな形での支援が望ましい状態だ」と語った。