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【トップは語る】キリンビール社長 堀口英樹さん クラフトなど新たな酒の楽しみ提案

--新型コロナウイルス感染拡大が消費者に与えた影響は

キリンビールの堀口英樹社長(加藤園子撮影)
キリンビールの堀口英樹社長(加藤園子撮影)

「消費の二極化が起き、楽しみを求めて高い商品にもお金を支払う意識が見られる。(高付加価値商品の)クラフトビールや家庭用ビールサーバー、レモンサワーなどが受け入れられる環境になった。健康意識の高まりで糖質ゼロビールも注目された」

--一方で飲み会離れが指摘されている

「コロナ禍前に100%は戻らない可能性があるが、やっぱりお酒のある世界は楽しいということを、商品やサービスを通じて提案するのがわれわれの役目だ。日本のビールは比較的味が限られていたが、クラフトビールや(缶酎ハイなどの)『RTD』はぐっと可能性を広げてくれる」

--クラフトビールは昨年、新発売し、好調だ

「ビール市場は長期的に縮小傾向にある。新たなお酒の楽しみを提案することが、市場の活性化や収益性の向上に貢献していく。キリンのフロンティアスピリットは大事にしたい。クラフトビールも先んじて提案することで、ノウハウが蓄積でき、顧客にも印象を持っていただける」

--急逝した布施孝之前社長の後任となる

「ブランドを成す品質や技術、思いはDNAとして引き継いでいく。一方でお客の行動変化にどう対応するかは新たなチャレンジだ。布施はいい形で業績を回復させてきた。重たいバトンを受けたと感じている」(加藤園子、写真も)

ほりぐち・ひでき 慶大商卒。昭和60年キリンビール入社。米フォアローゼズディスティラリー社、小岩井乳業、キリンビバレッジの各社長を歴任。令和4年1月から現職。神奈川県出身。


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