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堀内ワクチン相、子供の接種「意義ある」

堀内詔子ワクチン担当相は産経新聞のインタビューに応じ、3月から本格化した5~11歳の子供への新型コロナウイルスワクチン接種の円滑な実施に向け、自治体への支援策を拡充していると強調した。副反応への懸念などから接種に慎重な保護者もいるが、「子供に重篤な副反応が出る確率は低いとする研究結果もあり、接種する意義はある」と呼び掛けた。

産経新聞のインタビューに応じる堀内詔子ワクチン担当相=9日午後、東京都千代田区(矢島康弘撮影)
産経新聞のインタビューに応じる堀内詔子ワクチン担当相=9日午後、東京都千代田区(矢島康弘撮影)

9日のインタビューで堀内氏は、子供のワクチン接種について「子供や保護者の不安にきめ細かく対応したい」と述べ、厚生労働省を通じて2月21日に保護者からの相談に応じる体制確保や医療機関への支援にかかわる費用を国が全額負担する方針を改めて自治体に伝えたことを明らかにした。新型コロナワクチン接種体制確保事業費国庫補助金から捻出する。

子供のワクチン接種は大人と異なり「努力義務」はない。堀内氏は、接種は「それぞれの判断」とした上で、「子供は集団生活が多く家庭内感染のリスクもある。安心して生活するための一つのツールになる」と語った。

オミクロン株は、その前に流行したデルタ株に比べ重症化リスクが少ないとされるが、子供にも感染が広がっている。5~11歳の症例をみると「肺炎はデルタ株流行以前よりもオミクロン株流行以降で増加している」と指摘する。一方、ワクチンの副反応で倦怠(けんたい)感が発生する頻度は、16~25歳が66%なのに対し、5~11歳は39%と低い米国の研究報告を引用し「子供の副反応が低いとの報告もある」と述べた。

3回目の接種率に関しては、13日の週にも「3割程度に届く」との見通しを示した。接種回数が政府目標の「1日100万回」を超えた日が2月中に4日あり、「接種ペースを維持したい」と語った。「年度末は人の移動が活発になる。なるべく多くの人に接種してほしい」とも訴えた。

ロシアのウクライナ侵攻で停滞が懸念される物流網を念頭に、欧州から空輸されるワクチンに関し「迂回(うかい)ルートを確認し、安定供給に備えている」と言明。国が示したワクチンの配送計画に遅滞はないと強調した。


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