10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。ウクライナ危機の深刻化を受けて高騰していた原油先物価格が一服したことを好感した。米国株式相場が大幅高だったことも追い風となり、幅広い銘柄に買い注文が入った。上げ幅は一時900円を超え、取引時間中としては令和2年6月16日(1093円高)以来の大幅上昇となった。
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午前終値は前日終値比950円32銭高の2万5667円85銭。東証株価指数(TOPIX)は62・94ポイント高の1821・83。
9日の米ダウ工業株30種平均は600ドル超の大幅高となった。10日の東京市場もこの流れを引き継いだ。
平均株価は9日までの4営業日で計1850円超値下がりしていた。このため、10日は割安感のある銘柄を中心に買い戻しの動きが目立った。