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「インターネット」と向き合うジャニーズ

背後には、SMAPの独立を巡る事務所内での関係性のこじれがあり、会見でメンバーは離脱も解散も否定したが、結局彼らは年内で活動を終えることを8月に発表。SMAPは2016年の12月31日、25年にわたる活動を、グループが二つに引き裂かれるかたちで終止符を打った。

この解散の原因は明らかにマネージメントの不備である。ジャニーズ事務所は、「国民的」と称されるほど愛されたビッグ・グループを、解散コンサート・ツアーも開催出来ない状態で、ラスト一年をグズグズな状態にして終わらせてしまった。

これはイメージ的にもビジネス的にも、強い言葉で言えば、最悪の展開である。

ダメージからの回復

一般的に言っても、「辞めたい」という社員をきちんと、例えば、引き継ぎ期間その他を設けたり、精神面のケアを施したり、しばらく休養を与えたりすることが出来ない会社には未来はない。継続中のビッグ・プロジェクトが、マネジメントの失敗によって破綻してしまう−これはその会社の経営体質が悪化していることのあらわれだ。一人のジャニーズ・ファンとして、筆者はこのときほど強くこの事務所のゆくさきを心配したことはない。

だが、しかし、ここからジャニーズ事務所は、危機管理体制の抜本的な改善に着手し、21世紀型の雇用方針を整えて、会社の組織を更新し、このダメージからの回復を見事に成功させたのである。

ジャニーズ事務所がまず取り掛かったのは、彼らが長らく無視してきた「インターネット」というメディアに向き合うという作業であった。<続く>




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