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災害時「ペットと同行避難」認知進まず 避難先の受け入れ可否「知らない」7割強

戦後最大の自然災害となった2011年3月の東日本大震災は11日、発生から11年を迎えた。震災から10年の節目となった昨年、環境省は「人とペットの災害対策ガイドライン」を策定。同行避難に対する態勢整備や周知を強化しているが、アイペット損害保険(東京)の調査によると、災害時の避難でペットが飼い主とともに「同行避難」することが原則となっていることを知っている飼い主はわずか2割にとどまることが分かった。ペットの飼い主への理解、浸透は依然として進んでいないことが浮き彫りとなった。

災害時、ペットとの同行避難が原則となっていることを知っている飼い主はわずか2割(Getty Images)※画像はイメージです
災害時、ペットとの同行避難が原則となっていることを知っている飼い主はわずか2割(Getty Images)※画像はイメージです

「同行避難」を正しく理解していない人も

調査は2月上旬、全国の犬・猫飼育者1015人を対象にインターネットを通じて行われた。それによると、災害時にペットは飼い主との同行避難が原則となっていることを知っているかとの問いに、「知っている」と回答した人は19.2%だった。特に、猫の飼い主は14.0%と低く、大半が「知らない」と回答した。

(アイペット損害保険調べ)
(アイペット損害保険調べ)

「同行避難」の意味について「飼い主がペットを同行し、避難場所まで避難すること」と正しく理解している人は51.9%。一方で「同行避難後、他の避難者がいるスペースや同一施設内でも一緒に避難生活すること」を意味する「同伴避難」と誤解している人も27.3%いた。

自宅の最寄りの避難場所を認知している人に対し、「自宅から最寄りの避難場所がペットを連れて避難できるか」を尋ねたところ、「知っている」と回答した方は25.4%で、「知らない」が7割以上を占めた。「知っている」と回答した人は、8割以上が受け入れ態勢の内容まで把握しており、そのうち半数以上は「建物の中に一緒に入ることはできない」という結果だった。

ペットと一緒に避難生活を送る上での心配事について尋ねたところ、犬・猫の飼い主ともに「他人や他のペットとのトラブル」「慣れない場所でのトイレ」が上位となり、特に猫の飼い主は、犬の飼い主よりもトイレの問題を心配する人の多いことが分かった。


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