東京都は17日、ロシアによる侵攻を受けたウクライナからの避難民1家族(女性2人)を18日から受け入れると明らかにした。当面は都が用意したホテルに滞在してもらい、都営住宅の受け入れ準備が整い次第、入居してもらう。都は避難民の受け入れに備え、都内5区市の都営住宅100戸を確保していた。
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この家族は日本国内の知人を頼って来日したという。都営住宅には家具や寝具などを用意するほか、当面の食料や衣類なども提供する。戦況が読めないことから、現時点で入居期限は設けない。今後の生活費は、日本での生活基盤や資産状況などを踏まえて、生活保護の準用などを検討するという。