東京・赤坂では16日夜に発生した地震で、揺れている最中から周囲の電気が消えていき、一瞬にして繁華街が真っ暗になった。電気が消えた後、マンションなどからはライトを持って出てくる人や、オートロックのマンションに入ることができず、立ち往生している人の姿も見られた。信号の明かりも消え、乗用車やタクシーは様子を見ながら慎重に通過していった。
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赤坂で仕事をしていたという清掃業の男性(40)は「横揺れの時点で電気が切れて、さらに大きい縦揺れになった。かなり驚いた」と話した。
赤坂に住む30代の男性は自宅に着いた途端に揺れと停電に見舞われたといい、「経験したことのない揺れで、こんなに夜中に停電するなんてきょうはどうやって過ごしたらいいんだ」と語った。