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「車がぽんぽんはねるほど」宮城、福島で震度6強 都内でも停電

16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強の地震があった。気象庁によると震源地は福島県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。

震度6強の地震の影響で、共用廊下の壁が崩れたマンション=17日午前0時15分、福島市
震度6強の地震の影響で、共用廊下の壁が崩れたマンション=17日午前0時15分、福島市

気象庁は宮城県と福島県に津波注意報を出した。高さは1メートルと予想され、海岸に近づかないよう注意を呼び掛けた。宮城、福島両県をはじめ東北や関東、中部、関西など広い範囲で揺れが観測された。

東京電力パワーグリッドと東北電力ネットワークによると、両電力の管内で計220万件以上の停電が発生した。地震の影響とみられる。 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。

「すごい揺れだった」声震わせ

津波注意報が出た宮城県石巻市の自宅にいた女性(46)は「すごい揺れだった」と声を震わせ、避難するため近くの中学校に向かった。JR仙台駅前では一部の信号が消えたままで、車と歩行者がお互いに気を付けながら通行していた。仙台市中心部のマンションでは警報音がずっと鳴り響いていた。

福島県相馬市役所にいた警備員の男性によると、市役所は停電した。「大きな揺れが2度来た。外で止まっている車がぽんぽんはねるほど、地面が揺れていた」とおびえた様子で話した。

宮城県多賀城市役所の男性警備員は「大きな揺れが2回来て、2回目は1分近く続いた。まだ被害状況が分からない」と心配そうに話した。

信号消え、銀座も真っ暗

東京都内や横浜市内など首都圏でも広い地域で停電が発生し、しばらく揺れが続いた後にマンションの明かりや信号が消え、道路を乗用車が慎重に走っていた。都内屈指の繁華街・銀座も一帯が真っ暗になってタクシー待ちの列ができた。

横浜市神奈川区のマンションでは、突然停電した直後、ゆらゆらとした横揺れとなり、数分間続いた。

東京都江東区の東京メトロ清澄白河駅近くで停車していたタクシーの男性運転手は「客待ちしていたら地震があり、周囲の明かりが突然消えた。この一帯だけが停電しているようで、少し離れた地域は通常通りの明るさだった」と驚いた様子だった。

海外メディアも速報

宮城県と福島県で震度6強を観測した16日の地震を、海外メディアも相次いで速報した。米紙ウォールストリート・ジャーナルは2011年の東日本大震災に言及し「11年前の地震に見舞われたのとほぼ同じ地域で最も揺れが強かった」とした。 AP通信は「強力な地震が日本の北部を襲い、津波注意報が出された」と伝え、ロイター通信は東京発で「建物が揺れた」と報じ、目撃者の情報として東京で停電が起きているとも伝えた。 国営ロシア通信は福島第1、第2原発で被害がなかったか調査が行われていると原発に言及。中国国営の新華社や韓国の聯合ニュース、中国のインターネットメディアも相次いで「日本の近海で地震が起きた」などと速報した。(共同)


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