先進7カ国(G7)の外相会合が日本時間の17日夜、オンラインで開催された。ロシアによるウクライナ侵略を受け、モルドバなど避難民を受け入れている周辺国への支援を強化するため、G7をはじめとする関係国や国際機関で支援グループを立ち上げることで一致した。会合後、林芳正外相が記者団に明らかにした。
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林氏は「(モルドバは)難民を受け入れているが、その数が非常に多く、国も小さいものだから非常に困難に直面している」と指摘。関係国や国際機関に参加を呼びかけ、支援グループを立ち上げることで一致したことを明かした。
会合ではロシアに対し、引き続き攻撃の停止を求め、圧力をかけていく方針も確認。ロシアの支援に回る可能性が疑われる中国についても話題に上ったが、林氏は「詳細は控える」と述べるにとどめた。