今週はホワイトデーがありましたね。男性のみなさん、どんなお返しをされましたか?
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今回は我が家の次男、九歳の可愛いお話をしたいと思います。
バレンタインデーに、仲良しのAさんからチョコレートを貰ったそうです。自宅には持ち帰らなかったので、私は頂いたことに気が付かなかったのですが、話を聞けば、その場で二人仲良く分けて食べてしまったとの事。
息子の話によると、さっそく貰ったチョコレートを目の前で開けると、Aさんからの熱い視線を感じて、「欲しい?」と尋ねてみると「欲しい!」と素直な返事があり、八個入りを四個ずつ分けて食べたそうです。
Aさんは他にも沢山の男の子に配った話をしたようで、息子は自分だけ特別って訳ではないのかと少しガッカリして、誰に渡したのか聞いたそうです。すると「同じマンションに住む幼馴染の子達だよ」と言われ、少しホッとした気持ちになったと教えてくれました。
親の私としてはそんなやり取りも、とても微笑ましく、頂いたチョコレートよりも少し高価なお返しをしてAさんを喜ばせてあげたいなと思いました。
ところが、既に完食してしまっている為、いくらくらいのものを貰ったのか実物を確認することは叶わず悩んでいると、息子が「900円だよ。」と教えてくれました。
私は「んん?どうしてそんなピンポイントで知っているの??」と思って、よくよく聞いてみると、それとなく値段を聞き出したと言い、「いくらしたの?」というような直接的な聞き方はもちろんしていないと言うのです。
「凄く美味しいチョコレートだから、高いんだろうなぁ…」と息子がつぶやくと、Aさんは「900円だよ」と、教えてくれたそうです。
純粋な息子と、純粋なAさん。
二人のコミュニケーションが、なんとも可愛らしくホッコリしました。