• 日経平均28249.2473.37
  • ドル円134.78134.81

苦境の居酒屋、この2年で2割が閉店 ファミレス、牛丼は売上増

口コミラボ

居酒屋「ニパチ」から「や台寿司」へ ヨシックス

居酒屋チェーンのヨシックスHDは、安さを売りにした居酒屋「ニパチ」から寿司を主に扱う「や台寿司」へと切り替えていく方針です。

コロナ禍で飲み会数が減ったことから集客が難しくなり、1店あたりの売上高増加が見込める寿司屋へと転向し、お酒と寿司を楽しめる場所づくりに努めます。

80店閉店へ 国内展開の居酒屋の約3割 ワタミ

大手居酒屋チェーン店のワタミは、全体の3割に当たる約80店舗を閉店する見込みであることがわかりました。度重なる緊急事態宣言で居酒屋利用を控える傾向が強まる中、前年比で売上が30%以上減少し、赤字となったことが原因と見られます。

今後、売上確保に向けて、焼肉や寿司への切り替え、宅配事業の強化などに取り組む予定です。

木製カラトリー導入 プラ新ルール対応 ワタミ

ワタミでは、サステナブル事業の一環として、木製のテイクアウト用カトラリーを導入すると発表しています。プラスチック資源循環促進法に則り、プラスチックごみを削減し持続可能な取組みを促進する予定です。

ファミリーレストラン 大手5社とも売上増加

既存店売上高について、ファミリーレストラン大手5社は売上増加となりました。すかいらーくは15.8%増、サイゼリヤは25.3%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)は29.9%増、ジョイフルは22.3%増、ロイヤルホストは40.6%増となり、好調の兆しを見せています。

昨年の緊急事態宣言では売上高が大幅減となりましたが、1月はテイクアウト需要が牽引し、大幅減からの反動で回復したと見られます。

牛丼チェーンの既存店売上高は、すき家が10.9%増、吉野家が4.0%増、松屋フーズが0.2%増となりました。2021年に3社とも牛丼の価格値上げに踏み切りましたが、順調に売上を伸ばしています。

日高屋は29.2%増

カレー、ラーメン、定食の既存店売上高は、丸亀製麺が12.0%増、王将フードサービスが7.2%増、リンガーハットが14.5%増、ハイデイ日高が29.2%増、幸楽苑が1.1%減、いきなりステーキが6.3%増、壱番屋が6.7%増、大戸屋が26.8%増となりました。

増加の要因は、昨年発動された2回目の緊急事態宣言中で大幅減となった反動と考えられます。さらに、テイクアウト需要の取り込みに成功しているほか、イートインも堅調(前年同月比16.4%増)です。

飲食業界データ

日本フードサービス協会の1月の外食産業市場動向調査によれば、1月の全体売上は前年比で112.2%となりました。

一見すると好調のように見えますが、昨年1月が2度目の緊急事態宣言で破壊的打撃の影響があったためで、今年も時短営業や酒類提供の制限で苦しい状況が続いています。コロナ前の2019年と比較すると88.5%となっており、特に「パブ・居酒屋」の業態を見ると19年比で35.0%と厳しい状況となっています。

一方、テイクアウト需要は堅調に推移し、ファストフード業界は前年比で106.2%、19年比で106.7%と好調な様子がうかがえます。

また、内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、景気の現状判断を示す1月の指数は37.9と前月と比べ19.6ポイント低下しました。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)