英国のジョンソン首相は19日、与党会合での演説の中で、ロシアの軍事侵攻に抵抗するウクライナ国民と、欧州連合(EU)からの離脱を支持した英国民を「自由を選ぶ」という点で同列視し、与野党から批判を浴びた。BBC放送などが伝えた。
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ジョンソン氏は、英国民にはウクライナ国民と同じように「自由を選ぶ本能がある」と述べた上で、最近の例として、英国民がEU離脱を選んだ2016年の国民投票を挙げた。
これに対し、与野党の議員などから「(国民投票は)命懸けで祖国を侵攻から守るのと同じではない」「全てのウクライナ国民への侮辱だ」と批判する声が相次いだ。(共同)