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東北6県の公示地価 宮城の商業地は9年連続上昇、コロナ禍で歓楽街は下落

国土交通省が22日発表した東北6県の令和4年公示地価では、宮城は住宅地が10年連続、商業地が9年連続で上昇した。ただ、商業地では新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店が集中する地域での地価下落が目立った。一方、福島の住宅地は2年ぶりにプラスとなったが、上昇幅は小さかった。東日本大震災の復興工事や、東京電力福島第1原発の廃炉作業に伴う住宅需要は落ち着きがみられる。(価格は1平方メートル当たり)

宮城県内の商業地で40年連続で最高価格となったJR仙台駅前の「仙台市青葉区中央1─10─1」(石崎慶一撮影)
宮城県内の商業地で40年連続で最高価格となったJR仙台駅前の「仙台市青葉区中央1─10─1」(石崎慶一撮影)

宮城

全用途平均はプラス2・7%。住宅地は同2・8%で10年連続、商業地は同2・2%で9年連続で上昇した。住宅地は人口や世帯集中が進む富谷市などで上昇が目立った。商業地では新型コロナの感染拡大で打撃を受けた仙台市青葉区の歓楽街「国分町」で下落を強めた。最高価格はともに仙台市青葉区で、住宅地が「錦町1―1―30」で43万7千円、商業地が「中央1―10―1」で428万円だった。

青森

全用途平均はマイナス0・6%。住宅地は同0・5%、商業地は同0・9%でそれぞれ下落幅が0・3ポイント縮小した。住宅地では青森、八戸、弘前の3市で計19地点、商業地は青森、弘前、むつの3市でそれぞれ1地点上昇した。

最高価格はともに青森市で、住宅地が「浜田2-13-5」の7万7100円で9年連続、商業地は「新町1-13-4」の19万4千円で10年連続で県内トップとなった。

岩手

全用途平均はマイナス0・3%、住宅地が同0・1%、商業地が同1・0%とそれぞれ下落した。住宅地は県庁所在地の盛岡市とその周辺3市町、企業進出が進む北上市で上昇。医大移転に伴う高い住宅需要が続く矢巾町はプラス3・8%と県内最高の上昇率となった。

最高価格は住宅地が「盛岡市加賀野1-15-9」の8万8700円、商業地は「盛岡市大通2-3-5」の28万1000円。

秋田

全用途平均は24年連続、住宅地は22年連続の下落で、いずれもマイナス0・7%だが、下落幅はともに0・2ポイント縮小。商業地は30年連続の下落でマイナス0・9%と、下落幅は0・1ポイント縮小した。工業地がプラス0・8%と21年ぶりに上昇に転じた。市町村別では唯一、秋田市が住宅地で同0・3%と2年ぶりに上昇に転じた。最高価格は住宅地が「秋田市保戸野中町516―2」の7万400円、商業地が「秋田市中通2―35」の17万円。

山形

全用途平均は0・0%と、下落に転じた前年から、2年ぶりに横ばいとなった。住宅地はプラス0・1%と再び上昇に転じ、商業地はマイナス0・5%と、平成6年から29年連続で下落した。工業地はプラス0・8%で5年連続の上昇だった。

最高価格はともに山形市で、住宅地が「八日町1-2-5」の8万7500円、商業地が「七日町1-2-39」の21万5000円だった。

福島

全用途平均はプラス0・3%で2年ぶりの上昇。住宅地も同0・3%で2年ぶりに上昇した。商業地は0・0%で前年の下落から横ばいになった。工業地はプラス0・4%で9年連続の上昇だった。

最高価格はともに郡山市で、住宅地が「堤下町27」の12万8000円、商業地が「駅前1-6-6」の36万2000円だった。


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