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全員「0点」評価は恣意的 教員再任用めぐり賠償命令

定年退職後の再任用をめぐる面接で、面接官3人全員が「0点」と評価し、不合格としたのは違法として、福井県立高の元教師の男性が県教育委員会に約1012万円の賠償を求めた訴訟の判決が23日、福井地裁であり、上杉英司裁判長は「恣意的な評価がなされた疑いがあり、裁量権の範囲を逸脱した」として約711万円の賠償を命じた。

福井地裁=福井市
福井地裁=福井市

判決によると、原告は美術科などの教員を務めた朝倉俊輔さん(64)。定年退職を控えた平成29年1月に再任用選考の面接を受験。3人の面接官全員が0点に当たる「E評価」を付け、不合格となった。

朝倉さんは勤務していた高校の校長から「不適切な指導があった」と身に覚えのない注意を受け研修の受講を命じられたとして28年に損害賠償を求めて県教委を提訴した経緯を挙げ「再任用選考で恣意的な評価を受けた」と訴えていた。

判決では、再任用の面接官が十数人いたにもかかわらず、28年の訴訟に関わった職員2人に朝倉さんの面接を担当させたとして「客観性や公平性の確保された合理性のある判断とは言えない」と結論付けた。


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