NHKは23日、運営するロシア語のインターネットニュースページへのロシア国内からのアクセスが、同国によるウクライナ侵攻後に約6割増加したと明らかにした。
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NHKは英語の国際放送「NHKワールド JAPAN」を、衛星チャンネルなどを通じてロシア国内で約1800万世帯に配信してきた。しかし、ウクライナ侵攻後に現地の配信会社が、ロシア国内の配信をストップしていた。
NHKの正籬(まさがき)聡放送総局長は「フェイクなどが満ちあふれている中で、公共メディアとして信頼できる正確な情報を多角的に出していくことが必要」と強調。ウクライナのほか、ルーマニア、モルドバ、ポーランドなど周辺国への取材体制を強化したとしている。