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消費税20%台へ? 令和4年度国家予算「戦後2番目のスピード承認」の背景

緊縮財政より簡単な「増税」という打ち出の小槌

もう1つの財政再建策が増税です。最近では消費税が5%から8%、10%と段階的に増税になりました。消費税は1%税率を上げると2兆円の財源になることが知られています。

つまり、プライマリーバランス20兆円を改善するには、消費税を追加で10%増税、40兆円を改善するには追加で20%増税することで、プライマリーバランスの赤字は解消されます。

岸田政権による新しい資本主義では、負担を国民で分け合うような形を好みそうです。であれば、さらなる増税が待ち構えていても不思議ではありません。ロシアによるウクライナ侵攻もあり、防衛費の拡充は不可避だとすれば、緊縮財政は現実的ではないでしょう。

となれば、消費税、所得税などの増税が今後議論の対象になるでしょう。財務省のウェブサイトでは、各国の消費税の税率に対して、日本の消費税率が低いことを暗に示す説明があります。

つまり、財務省の長期目標の1つに消費税の20%台への増税は含まれているとみるのが妥当です。これから、手取りが減り、物価が上昇する中で、さらなる負担増が待ち構えていると考えたほうが良さそうです。

本来は、緊縮財政と増税をセットにしてメリハリをつけた財政改善を行うのが筋ですが、予算を減らすということは選挙で選んでもらう側の議員からは提案しづらいもの。増税という継続性のある打ち出の小槌が好まれるでしょう。

いかがでしょうか、皆さんに良い知恵があれば、次の参院選挙での投票行動に活かすのも1つかもしれません。



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