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〈独自〉関西財界の〝ご意見番〟 京阪神ビル・中野会長退任へ

ビル賃貸やデータセンター事業を手掛ける京阪神ビルディングの中野健二郎会長(74)が6月の株主総会後に退任することが23日、分かった。三井住友銀行の副会長、関西経済同友会の代表幹事などを歴任し、直言居士として知られる関西財界の〝ご意見番〟が経営の一線から退く。今後は大阪市内に個人事務所を開設し、中小事業者や財界人らの相談に乗る。

中野健二郎氏
中野健二郎氏

中野氏は三井住友銀行の副頭取、副会長を歴任。平成20~22年に関西経済同友会の代表幹事を務めた。その後、京阪神不動産(現京阪神ビルディング)社長、会長を計10年以上務め、データセンター事業を強化して業績を伸ばした。退任後は特別顧問に就任予定。

中野氏は社内外で自らの意見を臆せず発信する人物として知られる。関西の企業トップらが今年2月、国内外の経済情勢や企業戦略などをオンライン討議した「関西財界セミナー」では安いニッポンをテーマにした分科会に出席。「小売店は安売りでもうかっているが、仕入れ業者は苦しんでいる。時代遅れだ」と小売店が品物を安く買いたたくやり方に苦言を呈した。

退任後は元銀行マンとしての経験を生かし、事業承継に悩む中小事業者の相談に乗りたいという。大阪メトロの経営委員会委員長、阪神高速道路の会長(非常勤)などは続ける予定という。

中野健二郎氏(なかの・けんじろう)九州大経卒。昭和46年、住友銀行(現三井住友銀行)。副頭取、副会長を経て平成22年、京阪神不動産(現京阪神ビルディング)社長。28年6月から会長。熊本県出身。


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