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茨城県「幸福度」全国9位 独自指標で「見える化」 県総合計画策定

茨城県は令和4年度から4年間の県政運営の指針となる「第2次県総合計画」を策定した。抽象的な「幸福」という概念を「見える化」するため、県民所得や医師数など38項目を独自に設定して数値化した上で全国順位を算出、政策課題が明確となるよう「いばらき幸福度指標」を導入したのがポイントだ。同指標による茨城県の総合順位は9位だった。

記者会見で、県の総合計画について説明する大井川和彦知事=24日、茨城県庁(森山昌秀撮影)
記者会見で、県の総合計画について説明する大井川和彦知事=24日、茨城県庁(森山昌秀撮影)

幸福度指標は、公表されている政府統計などを基にした客観的指標で幸福を定量的に把握できるようにするもの。学識経験者らからなる審議会の意見を踏まえ、項目数や算出方法などを設定した。

具体的には、総合計画に掲げる「豊かさ」「安心安全」「人財育成」「夢・希望」の4項目について、特色となるキーワードを抽出。「豊かさ」は雇用者報酬や正規雇用率、人口当たりの県民所得など10指標、「安心安全」は人口当たりの医師数や刑法犯認知件数、健康寿命などの10指標、「人財育成」は大学進学率や合計特殊出生率、実労働時間などの13指標、「夢・希望」は人口当たりの留学生数や起業率、若者就職者増加率など5指標、計38指標を設定した。

令和3年の統計数字を基に算出した結果、茨城県は「豊かさ」で全都道府県中6位、「安心安全」は38位、「人財育成」は2位、「夢・希望」では13位という結果となり、総合順位は全国9位となった。安心安全の項目が特に低順位となったのは、人口当たり医師数などの地域医療のほか、空き巣や自動車の盗難といった犯罪防止の項目が影響したとみられる。

大井川和彦知事は24日の記者会見で、総合で全国9位という結果について「思ったより良かったと感じるが、県が選んだ指標により出た結果だ」との考えを示した。その上で指標について「県の現状や課題、全国での位置付けを県民と共有するためのもので、今後も不断に見直し、進化させていきたい」と強調した。


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