政府は25日、4回目の接種を見据えた新型コロナウイルスワクチンの購入費用などに充てるため、令和3年度の新型コロナ対策予備費から1兆4529億円を支出すると閣議決定した。
ワクチン購入に6670億円、新型コロナ治療薬の確保に4397億円、検疫体制の維持に1479億円、検査キットの買い取りに929億円をそれぞれ投入する。住民税非課税世帯への給付金に必要な追加の財源として1054億円を充てる。
また、政府はロシアが侵攻したウクライナからの避難民への支援経費として、3年度の通常の予備費から5億2千万円弱を拠出することも決めた。