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仏軍司令官「インド太平洋の緊張高まる」 ウクライナ侵攻で

フランス軍でアジア太平洋地域を管轄するレイ太平洋管区統合司令官(海軍少将)が25日、東京都内で産経新聞などの取材に応じた。レイ氏はロシアを「太平洋国家だ」だと強調し、ウクライナ侵攻により「インド太平洋地域における緊張が高まった」との認識を示した。

フランス軍のレイ太平洋管区統合司令官
フランス軍のレイ太平洋管区統合司令官

レイ氏は、フランスが同地域に領土や広大な排他的経済水域(EEZ)を有することなどから、ウクライナ侵攻があってもインド太平洋地域の「重要性は変わらない」と指摘。同地域の仏軍を強化する方針で、哨戒艦6隻を新たに配備して艦艇計15隻から21隻体制に拡充し、航空機でも哨戒機を増強すると語った。

北朝鮮が24日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を発射したことに関しては「とても懸念している」と述べ、核・ミサイル開発を批判した。

国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮船の違法な「瀬取り」への監視活動に参加していることを説明した上で、「北朝鮮による核兵器開発を停止させるような他の手立て」を検討していく考えを指摘した。

また、2024年に仏軍のラファール戦闘機や給油機などを日本に派遣し、自衛隊との共同訓練などを実施したい意向を明らかにした。今後、日本側と調整を進め、仏軍と自衛隊の連携を強化していく方針だ。

東・南シナ海で海洋進出を図る中国軍に関しては「カウンターパートとの対話を維持している」と説明。中国側から「台湾海峡を航行するフランス(軍)の船が多すぎる」と指摘され、「国際海峡であり船が通ることに一切問題はない。必要なだけ行う」などと反論していることを明かした。(坂本一之)


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