データ移転ルールで合意 米国とEU

    バイデン米大統領と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は25日、個人データの移転ルールで合意したと発表した。個人データの移転をめぐっては、従来のルールがEU司法裁判所に無効と判断され、米EUで協議を進めていた。

    バイデン米大統領(右)とEUのフォンデアライエン欧州委員長=25日、ブリュッセル(AP)
    バイデン米大統領(右)とEUのフォンデアライエン欧州委員長=25日、ブリュッセル(AP)

    バイデン氏は新たなルールについて「欧州と米国の成長とイノベーションを促進するものだ」と歓迎。フォンデアライエン氏も「セキュリティーとプライバシー、データ保護の権利のバランスを取ることに成功した」と述べた。

    EUは2018年に個人データの管理を厳しく規制する一般データ保護規則(GDPR)を導入。EU司法裁判所は20年7月、プライバシー・シールドと呼ばれる欧米間のデータ移転の枠組みを無効だと判断した。(共同)


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