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【編集者のおすすめ】『日本を蝕む新・共産主義 ポリティカル・コレクトネスの欺瞞を見破る精神再武装』 世界の虚構と現実明らかに

『日本を蝕む新・共産主義 ポリティカル・コレクトネスの欺瞞を見破る精神再武装』馬渕睦夫著(徳間書店・1540円)

『日本を蝕む新・共産主義 ポリティカル・コレクトネスの欺瞞を見破る精神再武装』(徳間書店)
『日本を蝕む新・共産主義 ポリティカル・コレクトネスの欺瞞を見破る精神再武装』(徳間書店)

日本人が自らを否定するようにWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)などの施策を展開したGHQ(連合国軍総司令部)。その当事国とも言うべき米国でCRT(批判的人種理論)による自虐史観で社会がゆがみ、少数派の立場を擁護することで大多数を黙らせる逆差別が跋扈(ばっこ)しています。

「進歩主義者のやり方は新しくはない。方法論はかつてのボリシェヴィキ革命と同じだ」。2021年10月のバルダイ会議で、プーチン大統領がロシア革命以降の共産主義による文化破壊と同じことが21世紀の西欧社会で行われていると指摘しました。

いわゆるポリティカル・コレクトネス。これこそが、形を変えた共産主義革命の象徴と著者は指摘します。

新・共産主義革命の目的とは何か、方法論がどう変遷し、何に擬態しているのか? 本書はロシア革命の意図、東西冷戦の構造、東欧カラー革命からアラブの春を経てウクライナ危機と続く米国主導の民主化による混乱、左傾化著しい米国の現実──と、近現代史を見つめ直し、メディアから植え込まれた幻想と誤解、虚構と現実をひもときます。東西冷戦の残滓(ざんし)で混乱をきたす現在の世界情勢を理解する一助になる内容です。

ジェンダー平等、多文化共生など耳当たりのいい主張と「日本は世界に遅れている」という煽り、文化破壊活動に共通するのは「現在」の否定。日本人としての「核」の再認識こそ、惑わされない最善策と実感できる一冊です。

(徳間書店学芸編集部 浅川亨)


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