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重要ではないビジネスマナー「名刺交換」がトップ スーツにリュック、遅刻のメール連絡もNGか

従来のビジネスパーソンが当然のように身に着けていた、ビジネスマナーに関する意識が変わりつつあるようだ。名刺交換や会議室での上座下座といった定番のビジネスマナーを重視しない風潮が生まれていることが分かった。新型コロナウイルス感染拡大を機に、ビジネスの場でもオンラインコミュニケーションが浸透したことが一因とみられる。

ビジネススーツとリュックの組み合わせ、一定数が「気になる」(Getty Images)※画像はイメージです
ビジネススーツとリュックの組み合わせ、一定数が「気になる」(Getty Images)※画像はイメージです

一般社団法人日本能率協会が20~69歳の正規就業者1000人を対象に行った調査によると、83.7%がビジネスマナーは仕事をスムーズに進めるうえで必要だと回答していた。回答者を性別と年齢で分けると、女性はすべての年齢層の83~92%が「ビジネスマナーは必要」とした。男性は年齢層によってばらつきがあり、特に20代は65.5%と相対的に低い数値を示した。

ビジネスマナーについて「それほど重要視する必要がないと思うもの」を複数回答で聞いたところ、1位「名刺交換」(22.1%)、2位「会議室・応接室での上座下座」(21.4%)、3位「服装と身だしなみ」(17.7%)で、直接人と会うときに印象を左右しうるビジネスマナーがトップ3を占めた。

同協会は新型コロナの影響でリモートワークが広がり、顧客との面談もオンラインで行うことが増えたためにこれらの重要度が下がったと分析。同協会が提示した「すべてのビジネスマナーを重視する」層が約40%だったことを受け、「引き続き相手への配慮が大切であると言える」とした。今回の調査では3割がビジネスマナーを学んだ機会がなかったと回答していた。

ビジネスの場での気になる行動について具体的に聞くと「会議や打ち合わせ中に携帯・スマートフォンをいじる」が突出して多く、相手が社外の人だった場合は73.1%、相手が社内の人だった場合は68.6%が「気になる」と回答した。

相手が社外の人の場合、「ビジネススーツにスニーカーを履いて他社を訪問」を気にする人が55.0%、「ビジネススーツにリュックを背負って他社訪問」を気にする人が41.0%にのぼり、ファッションアイテムが印象を害する恐れがあることがうかがえた。

また、遅刻や欠勤を電話ではなくメールやチャットで連絡することについては、相手が社内でも社外がでも、約半数が違和感があると答えていた。

調査は2021年12月14日~16日、インターネットで行われた。対象は企業や団体の正社員や経営者で、派遣社員や自由業、医師・弁護士などの専門職業は含まれていない。


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