エヴィクサー、名古屋グランパスにペンライト供給 音楽に合わせて14色に自動点滅

    ソフトウエア開発のエヴィクサーは、サッカーJ1名古屋グランパスエイトに対し、音楽に連動して14色に光るペンライトを供給する。選手紹介やチアリーダーのパフォーマンス時、勝利後にそれぞれ流れる音楽に合わせて、自動的に点滅する。4月6日に豊田スタジアム(愛知県豊田市)で行われる湘南ベルマーレ戦で発売する。価格は3000円で、2000本の販売を見込む。

    エヴィクサーが名古屋グランパスに供給する音響連動ペンライト。音楽に連動して自動的に14色に点滅する(エヴィクサー提供)
    エヴィクサーが名古屋グランパスに供給する音響連動ペンライト。音楽に連動して自動的に14色に点滅する(エヴィクサー提供)

    スタジアムに流れる音源に、ペンライトを制御する「透かし音(暗号化したデータ)」を埋め込んでいる。名古屋グランパスは、スタジアムだけでなく、サポーターがスポーツカフェや自宅でも一体となって応援できることなどを評価、導入を決めた。音楽に連動するペンライトは、Jリーグでは昨年8月からJ2アルビレックス新潟が採用している。

    エヴィクサーは、音の信号処理に基づくソフト開発を手掛けている。ペンライトに使われている音響通信技術は、映画館でスマホや字幕ガイド用スマートグラス(字幕メガネ)に音声ガイドや字幕を流す「バリアフリー上映」にも利用されている。


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