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交番襲撃、弁護側が上告へ 差し戻した二審判決に不服

警察官ら2人が殺害された平成30年の富山市の交番襲撃事件で、強盗殺人罪などに問われた元陸上自衛官、島津慧大被告(25)の弁護側は1日、殺人と窃盗の罪で無期懲役とした1審富山地裁判決を破棄、審理を地裁に差し戻した2審名古屋高裁金沢支部判決を不服として、最高裁に上告する方針を明らかにした。

襲撃された富山県警富山中央署奥田交番=富山市
襲撃された富山県警富山中央署奥田交番=富山市

弁護側は上告趣意書で「証拠請求を全て却下し強盗殺人罪の成立を認める不利益な認定をしたことは判例に反する」と主張し2審判決の破棄を求める考え。

今年3月24日の控訴審判決は、被告の行動や逮捕後の供述から「当初から拳銃を奪おうとしていた」と認定。その上で「強盗殺人罪の成立を前提に裁判員裁判で審理を尽くすのが相当」としていた。

判決などによると、30年6月26日、富山中央署奥田交番所長の稲泉健一警部補=当時(46)、警視に昇任=をナイフで刺し、近くの市立奥田小正門付近で、稲泉さんの拳銃で警備員、中村信一さん=同(68)=の頭を撃ち2人を殺害するなどした。


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