愛知のリニア工事再開伝達 JR東海、事故対策を県に報告

    JR東海は1日、愛知県春日井市のリニア中央新幹線トンネル工事現場で3月に作業員1人がけがをした事故で、再発防止策を同県の大村秀章知事に報告した。週明け以降に中止していた工事を再開する考えを伝えた。

    愛知県庁=名古屋市中区
    愛知県庁=名古屋市中区

    県によると、JR東海は、トンネル壁面に吹き付けたコンクリートの厚みが過大だったほか、作業員が立ち入り禁止区域の範囲内にいたことが原因だったと説明。現場で事故防止対策を徹底するとした。

    事故は3月1日午後4時40分ごろ、第一中京圏トンネル西尾工区で発生。トンネル本体の「本坑」を広げる工事中に、コンクリート片(縦1メートル、横2メートル、厚さ約10センチ)が剝がれ落ち、男性作業員が右肋骨(ろっこつ)を折った。


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