米など106カ国を緩和 感染危険度、コロナ減少

    外務省=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
    外務省=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

    外務省は1日、新型コロナウイルスの感染者数が世界全体で減少傾向にあるとして、米英両国やインドなど106カ国の「感染症危険情報」を、レベル3の「渡航中止勧告」からレベル2の「不要不急の渡航自粛」に緩和した。2020年初頭以降、パンデミック(世界的大流行)で増加した「レベル3」が大幅に減るのは初めて。

    林芳正外相は記者会見で「渡航前にワクチン接種を済ませることを推奨する」と述べ、引き続き感染予防を呼び掛けた。

    今回の変更により、レベル3は中東やアフリカを中心に56カ国・地域となった。他の国・地域はいずれもレベル2となる。


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