トヨタ自動車は1日、愛知県豊田市の本社で入社式を開いた。新型コロナウイルス流行前の平成31年以来、3年ぶりに多くの新入社員が本社に集まる形式を採用し、報道関係者にはオンラインで公開した。1日付で1104人が入社した。
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豊田章男社長は、あいさつで脱炭素に向け全て電気自動車(EV)にしなければならないというのは「少し違うと思う」と強調。水素で走るエンジン車の開発をレースの現場で楽しんで進めたことで協力する仲間が増えたとし「どんなことでも楽しんでやることが重要だ」と述べた。
コロナ禍が影響し、昨年の入社式はオンラインで研修施設など約150カ所をつないで開いた。令和2年は取りやめていた。