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中国、ミャンマーと125億円援助で合意

【北京=三塚聖平、シンガポール=森浩】中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相は1日、ミャンマー国軍が外相に任命したワナマウンルウィン氏と中国東部の安徽省で会談した。ミャンマー国営メディアによると、中国から6億5000万元(約125億円)の援助を受けることで合意した。中国は、国軍によるクーデター後もミャンマーへの支援姿勢を崩していない。

ミャンマー国軍が外相に任命したワナマウンルイン氏(左)と中国の王毅国務委員兼外相=1日、中国安徽省(中国外務省の「微博(ウェイボ)」から、共同)
ミャンマー国軍が外相に任命したワナマウンルイン氏(左)と中国の王毅国務委員兼外相=1日、中国安徽省(中国外務省の「微博(ウェイボ)」から、共同)

中国外務省の発表によると、王氏は「ミャンマーと協調を強化し、困難を克服するのを助けたい」と発言。経済面や新型コロナウイルス対策で協力を進める意向を伝えた。会談に合わせ、中国内陸部の重慶市にミャンマーの総領事館が置かれた。

ワナマウンルウィン氏は「両国間の経済・貿易協力を拡大させることを希望する」と述べ、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」にも期待感を示した。

また、3月下旬に行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)特使のミャンマー訪問について説明した。それに対し、王氏は「ミャンマーはASEANの一員であり、加盟各国がASEAN方式を堅持して団結を守ることを願う」との考えを示した。

一方で、王氏は「ミャンマー政府と各党派」との交流を進める考えを示し、「ミャンマーが国内の政治的な和解を実現し、民主移行プロセスを再開するのを後押ししたい」と発言した。民主派にも配慮する姿勢を見せたとみられる。

会談では、ミャンマー西部ラカイン州で国軍とロヒンギャ武装勢力が衝突した問題についても意見交換を行った。王氏は、ロシアが軍事侵攻したウクライナ情勢を取り上げ「ウクライナ危機の外部への波及に共同で対処し、一方的な制裁に共同で反対すべきだ」と訴えた。


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