宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、13年ぶりに実施した宇宙飛行士募集に4127人の応募があったと発表した。前回の平成20年の963人と比べ約4・3倍で、過去最多となった。新規採用される飛行士は、日本人初の月面着陸や月面探査を行う可能性がある。
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公表された応募者の性別は、男性3204人(77・6%)、女性919人(22・3%)。年代別では、30代が最も多く、1850人(44・8%)。続いて40代が973人(23・6%)▽20代以下が811人(19・7%)▽50代が424人(10・3%)▽60代以上が69人(1・7%)-だった。
応募は昨年12月20日から今年3月4日まで受け付け。来年2月ごろまで選抜試験を行い、若干名を採用する。
JAXAは今回、多様な人材を採用するため、専門分野や学歴を不問とするなど大幅に応募条件を緩和した。