所在不明だったダーウィンのノート、22年ぶりに見つかる 経緯は謎

    英ケンブリッジ大図書館で所在が分からなくなっていたダーウィンのノートに描かれていた「生命の樹」と呼ばれるスケッチ(同図書館提供・英PA通信=共同)
    英ケンブリッジ大図書館で所在が分からなくなっていたダーウィンのノートに描かれていた「生命の樹」と呼ばれるスケッチ(同図書館提供・英PA通信=共同)

    英ケンブリッジ大図書館で2000年以降、所在が分からなくなっていた19世紀の英自然科学者チャールズ・ダーウィンのノート2冊が約22年ぶりに館内で見つかった。BBC放送が5日、伝えた。何者かがこっそり返還したとみられるが、経緯は謎に包まれている。

    ノートには有名な進化論を考察した初期のメモが含まれる。少なくとも数億円相当の価値があるとされ、窃盗の疑いで警察が捜査していた。

    図書館によると、贈答用の紙袋に入ったノートが今年3月上旬、館内の床に置いてあるのが見つかった。ノートはラップで包まれるなどし、保存状態は良好という。同じ袋に入っていた茶封筒には、館員に宛てて「ハッピー・イースター X」と記されていた。

    専門家がその後、記入されたメモや図に、ダーウィンの物であることを示す複数の種類のインクが使われていたことなどを踏まえ、本物だと判断した。

    ノートは、撮影するため00年に保管庫から取り出した後に未返還となっていることが01年の点検で判明。20年11月に紛失の事実を公表していた。(共同)


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