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【首相記者会見詳報】(3)G20からロシア排除「まずはメンバーと議論」

=(2)から続く

会見する岸田文雄首相=8日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
会見する岸田文雄首相=8日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

--新型コロナウイルスの水際対策について。外国人観光客の入国緩和はいつ頃になりそうか

「わが国の水際対策についてのご質問ですが、まず、わが国においては、3月1日から外国人の方の入国を認めるということにしておりますが、ご指摘の通り観光客については、観光客を除く外国人の方の入国を拡大していくという方針を明らかにしています。そして直近、1日の入国者数を1万人に広げるなど、枠を拡大してきているところです」

「その中で、ご質問は観光客の部分はどうなのか、ということだと思いますが、観光客の部分については、今後も感染状況ですとか、国際的な各国の動きですとか、こう言ったことを見ながら適切に判断していかなければならないと思います。まだ具体的にはいつからとかいう予定は確定はしておりませんが、今申し上げた水際対策全体の流れの中で、これからの動向もしっかり踏まえた上で判断していきたいと思ってます」

--全国の自治体では、ウクライナからの避難民をどういった形で支援するか。避難の長期化や人数増も想定される。政府はどういう支援メニューを実行するか

「まず、ウクライナ避難民の方々を受け入れるにあたって、多くの自治体。あるいは民間の企業の方々など、関係者の方々が多く、ぜひ支援をしたいという申し出をしてくださっていること。これ大変心強いことであると受け止めています。そしてぜひ、こうした方々と協力しながら避難民の方々の受け入れを円滑に行っていきたいと思っています」

「ただ、まずは今、対策として、避難民の方々一人一人に対して、どのような支援ができるのか。こういった観点からさまざまな支援の中身を明らかにさせていただいています。そして、自治体等に対する支援という部分については、今後の課題として、官房長官のもとに設けられています調整会議において、今後検討していくということになると思います。そういった手順で、避難民の方々の日本での生活を支えるために、対策を準備していきたいと思っています」

--駐日ロシア外交官を追放することで、日露漁業交渉など対話の窓口を閉ざすことにつながらないか

「先ほどの外交官の退去を求めるということについては、先ほど申し上げたとおりでありますが、それに対する影響はどうか、というご質問だと思います。これに対して、ロシアがどう反応するのか。それはいろいろなことが想定されます。ただ、先ほどもこれも申し上げさせていただきましたが、具体的な対応。これは何も明らかになっていないわけでありますから、今の段階で私の方から、仮定に基づいて何か申し上げるということは控えなければならないと思います」

「まずは、日本の対応についてもしっかり明らかにしていく。そしてこの関係国や、やっぱり日本の国民の皆さんにしっかり理解していただく。これがまず大事であると考えています」

--20カ国・地域(G20)の複数の会合について、米国はロシアが参加するなら参加しないと表明した。日本はどうするか。プーチン大統領は11月のG20首脳会議に出席意向とされるが、どう受け止めているのか

「G20についてですが、まず国際社会はロシアによるウクライナの侵略によってロシアとの関係をこれまで通りにすることは、もはやできない。国際社会はそのように考えていると認識しています。先般の G7首脳会合においても、国際機関や、多国間フォーラムは、もはやこれまで通りにロシアとの間で活動を行うべきではない、といった点で一致をしております」

「そしてその上で、G20への対応ですが、G20へのロシアの参加については、まずは議長国であるインドネシアをはじめ、G20のメンバーと議論をしていかなければならないと思います。今後の情勢をよく踏まえた上で、そうした議論を行い、そして適切に対応するということであります。今の段階で、予断をもって何か申し上げるのは控えます」

--日本はウクライナから避難民を積極的に受け入れているが、これまで他国の避難民受け入れは極めて消極的だった。今後は手厚く保護するか。今後、難民条約上の難民以外についても制度化して支援していく考えはあるか

「あの、まずウクライナ避難民の方々については、さきほど以来申し上げておりますように、わが国としても、しっかりとした人道的な見地から対応していかなければいけないということで、さまざまな措置を対応させていただいています。それで、ご質問の趣旨は、それをもっと一般化して、難民等に対しても、この対応を考えていく用意があるかどうか、といった趣旨だと思います」

「まず今回の件については、現地のニーズ等もしっかり踏まえながら、適切に対応していくべく、調整会議において具体的に対応を考えていきたいと思っています。ただ、それをさらに一般的に議論を広げていくかということについては、わが国の難民に対する対応、基本的な考え方についての議論ということでありますので、これは改めて正式に、政府としても、国会での議論等も踏まえながら対応していかなければいけない課題であると思います」

「今たちまち、この時点でその部分について何か変更するというようなことについては、考えてはおりません。引き続き重要な課題として、この政府としても今後、どうあるべきなのか、国際情勢もしっかり踏まえながら、考えていくべき課題であると認識をいたします」

=(4完)に続く


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