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主戦場は中東 強さと上質な走りを追求した最強SUV「レクサスLX」の実力

新型「レクサスLX」の販売予定は、中東が5割に達するという。先代の実績でいうならば、北米とロシアが2割、オーストラリアと日本で1割である。ロシア戦争も収束の気配が見えず、政府は600万円以上の高級車のロシアへの輸出を禁止した。ロシア比率はゼロになる可能性が高い。一方で半導体不足も残っている。受注を抱えていても、生産キャパシティが追いつかない。華やかにデビューしたLXにとってはネガティブニュースばかりが続くのだが、それを跳ね返すに十分な魅力を発散しているように感じる。

新型「レクサスLX」(レクサス提供)
新型「レクサスLX」(レクサス提供)

「中東が5割」ゆえのラダーフレーム

LXを語る上で認識すべきはこの、「中東が5割」というキーワードである。ライバルである「ランドローバー・ディフェンダー」がモノコックにスイッチしたのとは対照的に、LXは実績のあるラダーフレームにこだわった。もちろんその理由は強靭な剛性にあり、高い悪路走破性にある。万が一事故にあっても、ラダーフレームは安易に立ち往生する危険性が低い。近代的な整備工場が少ないこういった地域では、簡単な溶接で復元しやすいラダーフレームは頼もしい。無骨を承知でラダーフレームを採用した理由は、「中東5割」だからであろう。

新型「レクサスLX」(レクサス提供)
新型「レクサスLX」(レクサス提供)

だが、レクサスである以上富裕層の期待にも答える宿命がある。そのために、乗り味を格段に上質にする必要もあったのだ。

ボンネットやルーフ、あるいはドアを軽量なアルミ素材とすることで、約200キロのダイエットに成功している。車両総重量は3トンに迫るものの、200キロの軽量化は無視できない。特に、重心点が低下することで、グラグラとキャビンが揺さぶられることが少なくなった。

サスペンションはガスバネ式付きの電子制御システムを投入。AHC(アクティブ・ハイト・コントロール)によって自在に車高が上下動する。ボディ剛性も飛躍的に高くなり、走りの質感が見違えるほど進化しているのだ。


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