• 日経平均00
  • ドル円127.78127.81

仏大統領選 現職マクロン、極右ルペンが決選投票へ 2017年前回に続く対決

【パリ=三井美奈】フランス大統領選の第1回投票は10日、投開票された。国営テレビが報じた予測によると、再選を目指すマクロン大統領が28%を得票率して首位に立ち、極右「国民連合」のルペン候補が23%で2位となった。2人が、24日の決戦投票に進む見通しとなった。

フランスのマクロン大統領(ゲッティ=共同)、ルペン氏(ロイター=共同)
フランスのマクロン大統領(ゲッティ=共同)、ルペン氏(ロイター=共同)

極右候補の決選投票進出は、今回で3度目。マクロン、ルペン両氏は、2017年の前回大統領選に続く対決となった。

マクロン氏は10日、決戦投票に向けて支持者に、「われわれの政策は極右より堅実だと説得する。今後2週間は、我が国と欧州を決定付けるものになる」と意気込みを語った。ルペン氏は「マクロン氏に投票しなかった人は、われわれの結集に加わって欲しい」と訴えた。

得票予測の3位は、急進左派のメランション候補で21%、4位は極右評論家のゼムール候補で7%だった。かつての保革中道2大政党は低迷し、保守系「共和党」のペクレス候補は5%で5位、中道左派「社会党」のイダルゴ候補は2%で10位となった。

決戦投票の勝敗は、第1回投票で敗退した候補の支持票をどこまで積み増せるかにかかっている。メランション氏は「ルペン氏に票を与えてはならない」と発言。ペクレス、イダルゴ両氏は極右政権の発足を防ぐため、決戦投票でマクロン氏を支持すると表明した。一方、ゼムール氏はルペン氏への投票を呼び掛けた。

決戦投票に向け、10日に発表された世論調査では、マクロン氏への支持が54%、ルペン氏が46%。17年の前回大統領選では、マクロン氏が決戦投票で66%を得票して、ルペン氏に勝利した。

今回の選挙は、ウクライナ紛争さなかに行われ、外交解決を目指したマクロン氏が評価を集めた。ルペン氏は当初、「移民受け入れゼロ」を掲げるゼムール氏に押されて苦戦していたが、紛争による物価高で生活支援を訴え、選挙戦終盤に支持を伸ばした。10日の投票率は75%で、17年の前回を約3ポイント下回った。

大統領選は第1回投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決戦投票を行う仕組み。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)