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【動画】近鉄の新観光特急「あをによし」 天平文様着想、展望シートも

近畿日本鉄道は12日、大阪、京都、奈良を直通で結び、4月29日に運行を始める新観光特急「あをによし」(4両1編成)の報道向け試乗会を開いた。ゴールデンウイークに合わせて投入し、当面は国内客を見込むが、近鉄は「関西国際空港から入る外国人客が大阪から奈良へ行きやすいルート」とし、新型コロナウイルス収束後の訪日客需要にも期待を寄せる。

大阪難波駅に入る近鉄の新観光特急「あをによし」=12日、大阪市中央区(恵守乾撮影)
大阪難波駅に入る近鉄の新観光特急「あをによし」=12日、大阪市中央区(恵守乾撮影)
ゆったりとした展望シートが並ぶ近鉄の観光特急「あをによし」の車内=12日(恵守乾撮影)
ゆったりとした展望シートが並ぶ近鉄の観光特急「あをによし」の車内=12日(恵守乾撮影)

「あをによし」は古都・奈良にかかる枕詞(まくらことば)。昭和49年製造の特急車両を約3億3千万円かけて改造した。「(大阪などから三重を結ぶ観光特急)しまかぜは足元で8割程度の乗車率」といい、新特急の投入で回復基調にある観光需要をさらに取り込みたい考えだ。

近鉄の観光特急「あをによし」のサロンシート=12日(恵守乾撮影)
近鉄の観光特急「あをによし」のサロンシート=12日(恵守乾撮影)

外装は正倉院宝物に使われた天平文様から着想。瑞鳥(ずいちょう)が花枝をくわえた「吉祥文様(きっしょうもんよう) 花喰鳥(はなくいどり)」のエンブレムに、朝廷の序列「冠位十二階」で最高位を表す紫色に一新した。

車内には窓側を向く2人用の展望シートと、3~4人用の半個室のサロンシートを用意。改造前の約3分の1となる全84席に抑え、車窓からは平城宮の正門「朱雀門」や若草山などを望める。校倉造(あぜくらづくり)を模した販売カウンターではオリジナルの菓子や奈良県産品を使ったドリンクが買える。

週6日運行。午前の始発は大阪難波から近鉄奈良を経て京都へ。その後、京都と近鉄奈良を2往復する。午後の最終は京都から近鉄奈良を経て大阪難波で終点となる。料金は大阪難波―京都で1960円、京都―近鉄奈良で1370円。(田村慶子)


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