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ウクライナ避難民・ユリヤさん 家族を残して入国

ロシアの侵攻を受けるウクライナから日本に避難し、神戸市に滞在しているユリヤ・ゴルバチュクさん(22)が12日、同市内で取材に応じた。家族は今も母国に残っているといい、日々連絡は取り合っているが不安は尽きない。一方、自身については日本に来て「少し安心」と語り、今後は同市長田区の語学学校で日本語を学びながら、故郷に平和が戻る日を待つという。

ウクライナから神戸市内に避難し、入学した日本語学校で会見したユリヤ・ゴルバチュクさん。日本語のテキストを受け取り、日本での暮らしに期待を膨らませる一方で、故郷に残る家族や友人の身を案じた=12日午後、神戸市長田区
ウクライナから神戸市内に避難し、入学した日本語学校で会見したユリヤ・ゴルバチュクさん。日本語のテキストを受け取り、日本での暮らしに期待を膨らませる一方で、故郷に残る家族や友人の身を案じた=12日午後、神戸市長田区
 ウクライナから神戸市内に避難し、入学した日本語学校で会見したユリヤ・ゴルバチュクさん。祖国に残る家族や友人の身を案じた=12日午後、神戸市長田区
ウクライナから神戸市内に避難し、入学した日本語学校で会見したユリヤ・ゴルバチュクさん。祖国に残る家族や友人の身を案じた=12日午後、神戸市長田区

ユリヤさんは首都キーウ(キエフ)で家族と暮らしていたが、ロシアによる侵攻直後の2月25日、両親や兄夫妻、祖父母らとともに父(49)の故郷であり、自身も生まれたウクライナ西部の街に避難。別荘で約1カ月間、家族と避難生活を送った後、日本行きを決めた。以前、短期留学で来日したことがあり、それ以来、日本にひかれていたという。

一方、両親ら家族は今も西部の街に残っているといい、ユリヤさんは「いつも不安だ」と表情を曇らせた。「キーウにいたときは街中が破壊された」と振り返り、スマートフォンに入れている警報アプリが至る所で鳴り響いていた。

日本で学ぼうと思ったのは「チャレンジしてはどうか」と背中を押してくれた母(53)の言葉だった。ユリヤさんはモルドバの日本大使館で短期ビザを取得。ハンガリー、ドイツを経て7日に来日した。

ウクライナでは法律を学び、弁護士資格もあるというユリヤさん。将来は日本語も含め、学んだ技能を生かせる職に就きたいと前を向く。神戸は「とても美しく自然もたくさんある街」と笑い、今もウクライナに残る「親族を呼びたい」とも語った。


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