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クアッド首脳会合、5月24日で調整 日米首脳会談は23日

【ワシントン=大内清】日本政府は、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の対面による首脳会合を5月24日に東京で開く方向で調整に入った。バイデン米大統領は11日、これに先立ちインドのモディ首相とのオンライン会談で「5月24日頃に日本で会うのを楽しみにしている」と述べ、クアッド首脳会合に出席するために5月下旬に訪日する見通しを明らかにした。

11日、インドのモディ首相とのオンライン会談に出席したバイデン米大統領(左)=米ホワイトハウス(ゲッティ=共同)
11日、インドのモディ首相とのオンライン会談に出席したバイデン米大統領(左)=米ホワイトハウス(ゲッティ=共同)

バイデン氏は22~24日の日程で訪日する方向。23日に岸田文雄首相と会談する見通し。訪日が実現すれば、バイデン氏の大統領就任後では初めてとなる。首脳会合では、中国をにらんだインド太平洋地域での4カ国の協力強化や、ウクライナに侵攻したロシアへの対応が主要な議題となる。

ロシアと伝統的に友好関係にあるインドは、米国が主導する対露制裁に加わっておらず、国連の対露非難決議で棄権するなど中立的な立場を維持している。

サキ大統領報道官によると、バイデン氏はモディ氏に「露産原油の購入を増やすことはインドの利益にならない」と指摘。エネルギー輸入の2%程度を露産原油に頼るインドのエネルギー調達先の多角化を支援する考えを強調した。

米印は11日、首脳会談に続いてワシントンで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を実施し、ウクライナ侵攻を受けた食料価格高騰への対応や、軍事交流の拡大などを協議した。

協議には米国からブリンケン国務長官とオースティン国防長官、インドからジャイシャンカル外相、シン国防相が出席した。

オースティン氏は「中国は自国の利益となるように域内と国際システムの改変を図っている」と批判し、インドとの安保協力を深化させることで「域内での好ましい力の均衡を維持・強化できる」と強調した。

ブリンケン氏は、新型コロナウイルス対策や気候変動など幅広い問題で米印関係が「極めて重要な役割を果たす」との認識を示した。米印2プラス2は2020年10月以来4回目。


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