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抑えたサイズのなかにエッセンスを求める 足を突っ込み独自の視点を確認していくアンドレア

アンドレア・カメラーナが共同経営する自転車工房は、ミラノとパヴィアを結ぶルートの近くにある。ミラノの自転車乗りの人たちが、休日に好んで往復するエリアだ。自転車乗りのメッカと呼ぶにふさわしい。

Draliのユニフォームで走るアンドレア
Draliのユニフォームで走るアンドレア


工房はドラーリ(Drali)という。およそ1世紀前に生まれた。メインカテゴリーはレース用だが、アマチュアの最高峰レベルの走りを楽しむ人たちに愛されている。ピエモンテ州で毎年開催されるレース「コッパ・ピエモンテ」へ今年から協賛する(「コッパ・ピエモンテ・ドラーリ」との名称になる)一方、子どもたちの自転車クラブも応援している。

道を歩きながらこの店を外からみると、「かなり凝った自転車屋かな?」と思うが、工房の裏にまわるとさまざまな計測器やジム機器が揃っており、その本格ぶりに驚く。

アンドレアは2017年より、この工房の経営に携わっている。「鑑賞するモノとしても、使う道具としても、自転車の完璧なバランスやシンプルさに惹かれる」と語る。これまで人にあげたものや売ったものも含め、個人として300台くらいの自転車を買ってきたらしい。

「今、自宅の部屋に飾っているのとは別に、ガレージにあるのは数台だけど」

子どもの頃、ショーウィンドウに陳列されている自転車に出逢った。それがモノとしての自転車の魅力にひかれた最初だ。大きくなってバイクや車にも関心がなかったわけではない。だが、静かでロマンティックな自転車は彼にとって絶好のパートナーだ。それもソフトな関係だ。狂気なところがない。

話を聞いていて、彼のお客さんはオーガニックワインやクラフトビールを好むのではないか?と思いつき、尋ねてみた。

「それは言えるね。ローカル重視やクラフト感という共通性がある。また、我々の自転車を愛用する男性の場合、機械式のクラシックな時計を好きな人が多いね」

女性の時計はファッションとのつながりがより深く、男性とは違うかもしれないと指摘する。


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