• 日経平均27049.47178.20
  • ドル円136.02136.03

SMBC日興の元副社長起訴 相場操縦10銘柄に

SMBC日興証券をめぐる相場操縦事件で、東京地検特捜部は13日、不正な取引をしたとして、金融商品取引法違反(相場操縦)罪で、元副社長・執行役員の佐藤俊弘容疑者(59)を起訴した。また、法人としての同社と、主導的に取引に関与した「エクイティ部」元部長の山田誠被告(44)=同法違反罪で起訴=を追起訴した。

東京地検の家宅捜索が入り騒然とするSMBC日興証券の本社前=3月4日夜、東京・丸の内(桐原正道撮影)
東京地検の家宅捜索が入り騒然とするSMBC日興証券の本社前=3月4日夜、東京・丸の内(桐原正道撮影)

特捜部は新たに5銘柄分の不正な取引について立件。既に起訴した5銘柄分と合わせて同社の相場操縦は計10銘柄となった。一連の捜査は終結したとみられる。金融庁は行政処分を検討しており、業務改善命令などを出し、管理体制の見直しを求める可能性がある。近藤雄一郎社長の経営責任も焦点となる。

追起訴状によると、山田被告らは令和2年10月~3年4月、市場時間外に大株主から買い受けた株を投資家に転売する「ブロックオファー」取引で、対象銘柄だった5銘柄の株価が大幅に下落することを避けるため、大量の買い注文を入れるなどしたとしている。

山田被告は10銘柄全てに関与。エクイティ部を所管する「エクイティ本部」を統括していた佐藤被告は3年4月の1銘柄について、山田被告から買い支えの報告を受けていたとされ、共謀で起訴された。

関係者によると、佐藤被告は特捜部の調べに、買い支え行為を認める一方で、共謀や違法性について否認。山田被告も「違法性の認識はなかった」などと供述しているという。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)