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    『WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作 今なおはびこるGHQの罠』自虐思想からの脱却を

    『WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作 今なおはびこるGHQの罠』関野通夫著(ハート出版・1100円)

    『WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作 今なおはびこるGHQの罠』(関野通夫著)
    『WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作 今なおはびこるGHQの罠』(関野通夫著)

    現在の日本のメディア、教育界に根深く残る「日本はアジア諸国を侵略した」「帝国憲法、教育勅語は戦争賛美」「日本が平和なのは憲法九条のおかげ」といった思想。これらの原因となっているのが「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」です。かつて、文芸評論家・江藤淳は著書『閉された言語空間』で、連合国軍総司令部(GHQ)の内部文書に基づくものとしてその存在を公開しました。しかし、その内部文書自体が公開されなかったため、当時ほとんど話題にならず、一部の保守系知識人によって語り継がれるにとどまりました。

    著者の関野通夫氏は、もともと海外駐在経験も豊富な国際派のビジネスマン。この「日本におけるWGIPの認知の低さ」を憂い、国会図書館の調査を皮切りに、専門家の協力を得て、ついに「WGIP」に関するGHQの内部文書を特定しました。そこには、GHQによる日本人に対する「洗脳」「検閲」「焚書(ふんしょ)」工作が赤裸々に描かれていたのです。

    現在では「WGIP」の存在を疑う人も以前に比べて大幅に少なくなってきましたが、GHQの洗脳そのままの認識の人々は日本国内だけでなく世界中にいます。

    「日本がロシアのように侵攻すること」はこれ以上なく警戒されていますが、「日本がウクライナのように侵攻されること」については全く無警戒な現状から一日も早く脱するためにも、国民全体の覚醒が必要なのです。

    (ハート出版編集部 西山世司彦)


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