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なぜ防災士は日用品をストックしないのか? 「買い置きでいっぱい」の家を救う「考え方」

オンラインショップで買ったモノが翌日に届く、という便利な暮らしが当たり前になってきましたね。一方で、消費財メーカー大手の花王が行った調査(2021年)によると、「前年よりも日用品のストック量を増やした」という人が62%もいるのだそうです。

コロナ禍において、マスクやトイレットペーパーなど一部の日用品が「品切れで困った!」という経験からストックを多めに持って備えておきたい、という気持ちになるのもよくわかります。

今回は、「家の中が日用品のストックで溢れている」とお悩みの方に向けて、片づけのプロとして、防災士として、日用品に対する「考え方」を提案させていただきます。

1.「日用品は日々進化し、流行がある」と考える

花王の調査によると、日用品のストックとして買い足したモノの第1位は「マスク」となっています。読者の皆さんの中にもマスクのストックはかなり余裕がある、という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

▼「使わないけど捨てられない」を防ぐ

筆者はお客様のおうちの片づけをサポートしていますが、最近よく耳にするのがまさに、マスクのストックが多すぎて困っている、というご相談です。

単純に「消費してから買えばいい」と思いますよね。お悩みは少し複雑で、「着用したいと思うマスクが時代と共に変化しているので、ストックしていたものは使いたくない。でも捨てるのはもったいない」と言うのです。

ここで少し、新型コロナウイルス感染が流行し始めて間もない2年前を思い出してみましょう。

不織布マスクの生産が追い付かず、布マスクが流行りました。その後、ウレタンマスクが人気となり、生産量が追い付いてきてプリーツ型の不織布のマスクがふたたび主流に。今では形が多様化し、ダイヤモンド型の不織布マスクが人気です。プリーツタイプよりも呼吸がしやすくメイクが付着しづらい、そして会話が聞き取りやすいように感じる、ということで我が家も家族全員ダイヤモンド型を好んで使っています。

皆さんもすでにお感じになっているように、日用品というものは、ニーズの変化にともなって素材や形が日々進化しているのです。

我が家はストック品を持たないタイプなので、こうした流れに乗って日用品を買い替えることができますが、ストックが大量にあるご家庭は、なかなか難しい状況です。

ストックを持ちすぎることで、その「進化についていけない」という状況に陥りやすい、ということを知ることから始めてみてはいかがでしょうか?

2.家庭の日用品が「いつなくなるか」を知る

さきほど花王の調査結果で、第2位が「トイレットペーパー」となっています。トイレットペーパーもコロナ禍で不足状態が発生した日用品ですよね。

我が家は大人2人+子供3人の「5人家族」ですが、トイレットペーパーが販売店から消えたときに、残り6ロールほどだったものの全く焦りませんでした。

それは、私が「我が家のトイレットペーパーがあと何日でなくなるのか?」を知っていたからです。

皆さんはご自宅のトイレットペーパー、1ロールを何日で消費しているか? をご存じですか? これさえわかれば、今家にある在庫で何日しのげるのかもわかります。

我が家は1ロール当たり3日間です。最後1ロールを使いだしたタイミングで、「3日以内に買いに行こう!」と思うようにしています。これは、家族に人数や使っているトイレットペーパーの種類によっても大きく変わってきます。

▼消費ペースの把握方法

試しに、トイレットペーパーの芯に使い出した日付をメモしておけば、消費ペースを把握することができますね。家族に「今からこういう実験をするから、なくなったら教えてね」といって楽しく取り組むのもいいと思います。

これはトイレットペーパーに限らず、シャンプーなどの日用品にも有効です。

ざっくりと消費期間を知っておくことで、どのタイミングで購入しておくのがベストかがわかるようになりますね。

3.「『災害用』が災害時に機能しなくなる場合もある」と考える

私は片づけのプロであり、防災士としても活動しています。前述のとおり、私は災害用にトイレットペーパーを備蓄するということはしていません。

2年前のコロナによる騒動のときから災害を意識してトイレットペーパーをストックしておかなければ!と思うようになった方は多いと思います。ここで改めて3点、一緒に考えてもらいたいことがあります


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