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都内近郊のショッピングモール屋上にオートキャンプ場 アウトドアブームの「安近短」需要見込む

東京都内と近郊にあるショッピングモールの屋上に、車の乗り入れができる日帰りのオートキャンプ場が大型連休(ゴールデンウィーク)初日の今月29日にオープンする。手掛けるのは「駅前スポーツ施設」をコンセプトにショッピングモールの屋上を活用してフットサルやテニススクールを運営するアビロージャパン(東京都港区)。渋滞知らずで、高速道路代もかからない。気軽にデイキャンプが楽しめる“安近短”の都市型オートキャンプ場として、キャンプブームでの新たな需要を見込む。

5階建てのトピレック南砂町店の屋上にあるオートキャンプ場。広い空と、近くに東京スカイツリーを望む(アビロージャパン)
5階建てのトピレック南砂町店の屋上にあるオートキャンプ場。広い空と、近くに東京スカイツリーを望む(アビロージャパン)

「キャンプ道具を楽しむ場所」を提供したい

都市型オートキャンプ場がオープンするのは、東京都江東区のショッピングセンター「トピレックプラザ」と、横浜市鶴見区の「LICOPA鶴見(リコパ鶴見)」の屋上。同社が運営するフットサルコートとテニスコートがある敷地で、敷地内では道具をもたずに楽しめる「手ぶらdeBBQ(バーベキュー)」と名付けられたサービスを展開していた。

バーベキューのサービスは新型コロナウイルス禍の外食がしづらい状況下で、キャンプを趣味としない利用者のニーズを捉えた。だが一方で、キャンプブームの高まりによって「自分のキャンプ道具でBBQを楽しみたい」という新たなニーズが生まれていることにも着目。屋上の空いている敷地をさらに活用し、都心にいながら車ごとキャンプ道具一式を持ち込めるオートキャンプ場の展開を開始した。

キャンプ場の区画面積は約7メートル四方。自分の車をサイトに横付けし、タープやハンモック、アウトドアファニチャーなど自分のキャンプギアで自由なサイトづくりを楽しむことができる。通常、公園内では禁止されている焚き火も、専用の台やシートを使えば可能。階下にはイオンやイトーヨーカドーといったショッピングモールがあるので、食材や備品など足りないものがあればすぐに買い出しに行けるのも便利だ。

区画の数は、トピレックプラザは2区画、LICOPA鶴見は1区画。利用時間は午後0時~5時とファミリー層の利用を見込んだ時間帯で、利用料金は5月末までのモニター価格で5000円(5時間の駐車場代含む)。定員は10人で超過する場合は応相談としている。

同社によると、都内近郊のショッピングモールの屋上を使ったオートキャンプ場はこれまでに例がないという。「都心に住んでいるとオートキャンプをするには郊外に行かなければならず、ハードルが高かった」と話すのは、自身もキャンプ好きというBBQ事業部担当者の岩崎文彦さん。「単にBBQをするだけでなく、自分が持っているキャンプ道具を使って楽しみたいという人も多いと思うので、自宅から身近な場所でオートキャンプを楽しめる環境を提供したいと考えた」という。

現在予約受付中で、5月末まで試行の結果を踏まえて事業の継続、拡張を検討するとしている。


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