オンライン会議で3人に2人が「相手の顔が見えている方がスムーズに進行する」と考えていることが、ビジネスパーソン300人を対象にした調査で分かった。
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ヘッドセットブランドJabra (ジャブラ)を展開するGN Audio A/Sの日本法人が3月、オンライン会議を週に3回以上行う20~50代の男女を対象に調査を実施。ヘッドセットやウェブカメラ、スピーカーフォンなどのパソコン以外の外付け設備がオンライン会議用に支給されているかを調べたところ、支給されていないとの回答が半数を上回った。
満足度を含めた内訳は「支給されており内容に満足」が24.7%、「支給されたが内容に不満」が23.3%、「支給されないが満足」が32.7%、「支給されないので不満」が19.3%。また、パソコン内蔵のマイクやスピーカーではなく、高性能の外付け機器を使った方が「仕事のスイッチが入る」と答えた人は49.0%に上った。
オンライン会議で顔を見せるかどうかについては3人に2人が「相手の顔が見えているほうがスムーズに進行する」と回答。顔出しをしないで行われたプレゼンなどに対して「ネガティブな印象」を持った経験があると回答した人は36.3%だった。
ただ、実際にオンライン会議で自分の顔を画面に映している人は、昨年4月の前回調査から17ポイント減の43.7%にとどまった。画面に顔を出している人は減少しているものの、パソコンのカメラをオンにして顔を見せた方がいいと思っている人が意外と多いようだ。